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特集!!トゲオアガマの飼育


 
REPBUDDYのつるかわです

今回は店舗にもいるトゲオアガマについてです!
トゲオアガマというと、草食性だとかおっさんトカゲとか
皆様そんなイメージを持っていると思いますw
基本的には丈夫でとても飼いやすいトカゲですが、いくつかコツがありますので、
そのあたりをご紹介します。
(ゲイリーとサバクトゲオがメインとなります)
【餌について】
基本的には草食性ですが、昆虫、特にワーム系は好んで食べます。自然界でも産卵の前には昆虫を結構食べているそうで、wild個体が食べないときや痩せている個体にはお勧めです。wild個体が食べない時には虫の他に、花(食用菊、タンポポなど)や種子(小鳥の餌)、豆類(レンズ豆など)も効果的です。いずれも飼育初期で水も飲んでいないなら温浴をし、水も飲ませてから与えると良いでしょう。
人工フードも餌付けば食べる子が多いです、乾燥しててもバリバリ食べる子もいますが、最初はふやかしてあげて下さい。
果物はあまり好きじゃないように思います、小松菜、チンゲン菜、モロヘイヤ、桑の葉、豆苗など緑の葉っぱを与えると良いです。

【温度について】
トゲオアガマはその生息環境のイメージから高温にされがちで、間違いとは言い切れませんがベストではありません。
コツは「温度差(温度勾配)」で、昼夜の温度差、ホットスポットとそれ以外の温度差が重要です。ホットスポットを40~50℃くらい、その他を25~30℃、夜は全体を25~20℃に冷やす。まさに日向は暑く、日陰は涼しい、夜は冷え込む砂漠の環境を再現してやるのが、状態をあげてやるコツだと思います。
床材の上にランプを照射しても熱効率が悪いので、レンガや石などに照射するのがお勧めです。真夏のアスファルトのイメージです。
紫外線にはかなり強く、ケージ内でメタハラを焚いても平気な子がほとんどです。

【多頭飼育について】
同じくらいの大きさの個体であれば、ケージサイズや隠れ家の数をしっかりと用意してやれば、多頭飼育も可能です。別のトゲオとも一緒に飼育できます。
♂は喧嘩をするので、ハーレムや♀同士のが争いは少ないかもしれません。
いずれにせよ、力関係など様子を見てあげてください。
多頭飼育の良いところは、餌食いの良い個体がいるとつられて食べなかった子が食べるようになることもあるので、試してみても良いでしょう。
 
【繁殖について】
繁殖はあまり聞きませんね。。。
国内繁殖はされている方もいますが、おそらく数えるくらいでしょう。。。
親をしっかりと育てクーリング、適切な産卵床を用意してやるのが良いみたいです。
卵の管理にもコツがあるとか。。。これについては今後、挑戦してみます。


Go〇gle先生に教えてもらえること以外で私が経験談としてお伝えできるのはこれくらいですね。
強いて足すとすれば、最初は怯える子が多いけれど餌付きだしたらよってくるようになるので、気長に待ってあげて下さい。
皆様が可愛い&格好いいおっさんトカゲと素敵なトゲオライフを過ごす手助けになれば幸いです。

REPBUDDYでした♪
もしもの時の頼れる相棒!?爬虫類のペットシッター
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