ども、REPBUDDYのツルカワです。
歴史的な寒波の中、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は早朝からロードバイクで凍えるような寒さの中、40kmほど走ってきました。
「HELLO♪はちゅリスト」では爬虫類愛好家の飼育部屋を訪問し、飼育のノウハウや体験談などをお伝えしようというコーナーです♪
さて今回のはちゅリストは、京都でパンサーカメレオンのブリードをされているKA-ZOO様♪
ぶりくらなどにも参加されているKA-ZOO様からパンサーカメレオンの飼育や繁殖についてたくさん学びました。
飼育部屋はごく一般的な普通の家の一室にありました。
6畳ほどの部屋には、ガラス温室を利用したケージが2台と、バーベキュー網を組んで作成されたケージが3つ、ベビー用の簡易温室が1つと、
シンプルなものでした。
温室は横120×奥60×高さ150cmほどで雌雄で半分に仕切っていました。
網のケージは横30×奥30×高さ60cmほどでヤングや♀が一匹ずつ入っていました。
それぞれに紫外線灯、バスキング50~75wほどが1つずつ。ヤングやアダルトにはドリッパーが備え付けられていました。
レイアウトもいたってシンプルで枝が数本と観葉植物が少し、底はペーパーでした。
温度はエアコンで22℃程度、夜はぐっと冷やすとのこと。
朝、晩にしっかりと霧吹きを行うそうです。
今回、教わった飼育のコツ
温度・・・KA-ZOO様が一番大事だとお話されたのが温度でした。
昼夜のメリハリをつけることが大事で、夜は20℃くらいまで下げる
夏場でもエアコンでがっつり冷やすことが大事だそうです。
昼間はバスキングでしっかりと暖めてやるのがコツとのこと。
水・・・やはりその次は水ですね、朝晩の霧吹きはもちろん、ドリッパーの利用
それに加えKA-ZOO様のところでは個体一匹一匹にスポイドで直接飲ませているとのことです。
餌・・・餌は与えすぎずが良いとのことです。アダルトで1日おきから数日に一回だそうです。
またベビーの雌雄の見分け方も教わりました。
生まれたてではやはりわかりにくく、全長で10cmほどになると、
体色の違いや尾の太さの違いでわかるようになるとのことです。
卵の管理について
卵は一般的には温度を変化させて発生を促すとされていますが、
KA-ZOO様のところでは25℃一定でも生まれたとのことでした。
現在は保冷庫にて温度管理していますが、生まれる日数にあまり変化はないとのことでした。
♀の産卵について
1度発情した♀は3ヶ月に1度のペースで産卵を繰り返すそうです。
また、一回の交尾で数回、有精卵を産んだこともあるそうです。
産卵床には赤土を使用されてました。
現在は、ノシファリーとサンバーバを繁殖させているKA-ZOO様
カメレオンも繁殖させることができる時代になったいま育てやすい国内CBがもっと増えることをただ祈るばかりです。
KA-ZOO様
お忙しい中、貴重なお話をいただきありがとうございました。
この場を借りてお礼申し上げます。
みんなの相棒、REPBUDDYでした♪
※今回ご紹介した飼育に関しての内容はあくまでも一例であってすべての個体に共通する内容ではない部分もあることをご了承ください。