「私の失敗談」カテゴリーアーカイブ

挑戦!!エボシカメレオンの繁殖!!【産卵しました!!】


ども、REPBUDDYのツルカワです。

出会いの春、別れの春、繁殖の春。。。ということで??

先月、交尾させましたエボシカメレオンが産卵したのでご報告です♪

3月19日、産卵床の上でうずくまる雌、産卵が近そうに見えたがしばらくはうろうろしていました。

3月22日20時ごろ、産卵を確認!!数時間にわたり産卵をしていた。

翌日、卵の回収

結果は、有精卵2個(中央両端)、無精卵15個でした。やはり体色が変わったように思えたときにはもう既に無精卵を持ってしまっていたのかもしれませんね。タイミングが難しいところではあります。

そして、もう一つ残念なことは、今回産卵した雌は、卵を産み切れず5日後に死亡してしまいました。産んだあとも妊娠色で、貯精で次は有精卵?と思っていましたが、水も少ししか飲まず、餌も食べず、地面にうずくまるようになってしまい、触ってみると卵が残っていました。産卵床を入れても産めず、そのまま動かなくなりました。原因は個体が小さかったのだと思います。成長期の途中に拒食もあり、大きく成りきる前に卵を持ってしまったのだと思います。産卵にはリスクがあると改めて思い知らされました。奇跡的に残された(恐らく)有精卵を大切に育てたいと思います。

エボシカメレオンは飼いやすい!!とよく売り文句にされますが、やはりカメレオンはカメレオン、状態を崩してしまうとなかなか立ち上がりにくいです。我が家ではパンサーよりエボシのがデリケート??と思えるくらいです。

皆様の飼育の参考になれるよう、これからも情報発信していきます。

今回、命がけで産卵してくれた雌に敬意を。

REPBUDDYでした。

 

交尾の様子はこちらから

エボシカメレオンの飼育について!!


爬虫類飼育の失敗談。。。


ども、REPBUDDYのツルカワです。
そんな大した話はないかも知れませんが、
今回は私の失敗談ということで。。。
いくつかの爬虫類飼育の失敗エピソードとその教訓をご紹介しようと思います。

【噛まれた編】

・グリーンイグアナ・・・あれは私が専門学生だったころ、飼育されていたイグアナを肩に乗せていたときでした。
ちょうどイグアナの顔が私の耳元にあったんですが、私の後ろから後輩が尻尾を触ったときにそれが嫌だったらしく、
くわっ!!と口を開けた瞬間、そこにあった私の耳をかぷっと・・・
耳は無事でしたが、すぱっと半月状に切れた傷跡が1週間ほど残りました。
生き物に不用意に触れたり、他人に容易に触らせないなど、このときに痛いほど学びました。

・カーペットパイソン・・・餌を与えようとしたときでした、ピンセットでマウスを掴んでケージの隙間から放り込もうとしたそのとき、
待ちきれず、飛び出したカーペット(1mちょっと)は勢いあまって私の手のひらにばしーんっ!!と・・・
親指の付け根にがっつり噛み付いた牙は5mmほどあり、それがぷちぷちと抜ける感覚が痛みより先にきました。
原因は恐らくマウスの温度が低かったんだと思います。もっと大きい固体になれば噛まれたらただではすみません。
噛まれないように注意しましょう。

【温度編】

・フトアゴヒゲトカゲ・・・私が職場で爬虫類コーナーを担当したときのこと、当時、カメレオンやバシリスクなどをメインに飼育していた私は、
同じような感じでフトアゴのベビーを管理していたんですが、どうもうまくいかず餌を食べなかったりして、
中には死んでしまう個体も・・・原因は温度が低すぎたみたいでした。フトアゴのベビーには25℃では低すぎたのです。
それ以来、30℃を基本にし、ホットスポットは35~40℃にすることでうまく管理することができるようになりました。

・オニプレートトカゲ・・・今度はその逆です。。。オニプレートの40cmほどの個体をとりあえず30cmほどの水槽に詰め込んでいたときのこと、
寒いだろうと思ってバスキングランプを点けていました、一応、小さな水入れも入れて置いていたんですが、数時間後見たとき、
残念ながら、オニプレートはミイラになってしまってました(泣
温度の上がりすぎや乾燥で生き物は簡単に死んでしまうことを痛感しました。

・スッポンモドキ・・・これはついこの前、我が家のスッポンモドキのことですが、肌荒れがひどく治療していました。
ある日、まったく動いていないのでおかしいと思い水温を確認したら・・・冷たい(焦
どうやらヒーターが故障していたようで、あわてて新しいヒーターを購入して温度を上げてやったら、
今度は肌荒れが再発、温度が上がったことで代謝がよくなって一気に症状が進んでしまって、死んでしまいました。

【脱走編】

・コーンスネーク・・・いま販売されている爬虫類ケージの多くにはコードを通す穴が開いていますが、コーンスネークのベビーはその穴を通り抜けてしまいます。
2度ほど、それで脱走され幸いにも2度とも店内で発見しました。穴を塞ぐパーツもありますがひょんなことから開いたりもするので、
テープで塞ぐなどの対策をしっかりとりましょう。

・トッケイ・・・壁ちょろ系のヤモリに多いのは販売するときによく脱走します。お客さん渡すときに掴もうとするとするっと抜けて逃げられてしまうことが多いんですが
そんな時は落ち着いて、タオルなどで包むようにすれば動きが止まるので比較的簡単に捕まえられます。
1度、コバルトブルーゲッコーが脱走したときがあり、捕獲はできましたが尾が切れてしまいました。

【カメレオン編】

・パンサーカメレオン・・・私が管理していたショップでは、メーカーとの兼ね合いもあって、爬虫類は全部ガラスケージで管理していました。
カメレオンをメインに置くように言われ、もちろんパンサーカメレオンもよく入荷させていたんですが、広い店内でなぜかエアコンも
うまく調節できない一角に設けられた爬虫類コーナーで、うまく管理できるはずもなく何匹かのパンサーを殺してしまいました。
中でも一番多かったのは、目に膿みがたまって開けなくなって餌を取れないようになってしまって、死んでしまうパターンでした。
なぜか♂に多かったように思います。原因はその時は乾燥や脱水かと思っていましたが、今思えば環境があってなく、
ストレスから抵抗力が落ちていたんだと思います。
いま私の知り合いもガラスケージで飼育していますが、エアコンで温度を管理したり、送風機を取り付けたりと様々な工夫をしています。
ガラスケージで飼育できないことはないけれど、やはりカメレオン飼育には通気性が何より大事であるかを学びました。

・エボシカメレオン・・・一番、よく売れていたのがエボシカメレオンのベビーでしたが、長生きさせられた人はあまり多くなかったです。
 ガラスケージの飼育セットで販売したので、やはり温度や湿度がうまくいかず長生きさせられない人が多かったです。
うまくいったパターンはテクニックというより、個体の丈夫さだったんじゃないかと思うほどです。
先のパンサーと同じく、目が開かなくなってしまう個体が多かったです。

・高山系・・・ジョンストンやルディスなんかも入荷させたことがあったんですが、ガラスケージだとやはりうまくいかなかったです。
さらに物珍しいからと、レジ前の一番目立つところに移したので・・・1週間ももたなかったです(泣
高山系は通気性はあるけれど乾燥しない、湿気のある空気を動かせる環境、涼しいながらも遠目から温める設備、
ストレスを与えない静かな環境が絶対条件だと学びました。

この他にもレオパのクリプトなんかも困りましたが、これは私の見解では何も言えないので省略します。

ざっとしたお話でしたが、皆様に何か伝われば幸いです。
私の失敗から何かを掴んでもらえたらと思います。

みんなの相棒、REPBUDDYでした。