「特集!!グリーンパイソン」カテゴリーアーカイブ

【特集!!グリーンパイソンの飼育】


REPBUDDYのつるかわです
久しぶりの特集記事ということで、今回は樹上性蛇の人気種「グリーンパイソン」について
つるかわなりにわかったこと、気づいたことを書こうかしらと。。。
グリーンパイソンのWikiはこちら
Googleマップ ビアク島
【産地とか色について】
インドネシア~ニューギニアの島々に広く分布する本種は、産地によって色の変化が様々です。例えば、ビアクは黄色っぽい体色や黒いチップ模様が入る個体、アルーは青みが強い個体など、島によって特徴的なものがあったり、ソロンやジャヤプラも青の模様の入り方に特徴があったりします。ブルーコンドロと呼ばれる個体には、突然変異的に青くなる個体と、デザイナーズ(産地交雑)によって作る個体があるみたいですね。デザイナーズは賛否が分かれるところですが、CBなので大人しく飼いやすい個体が多く入門的扱いをされたり、より青みの強い組み合わせなんかを作出したりと悪いイメージばかりではありません。中にはカーポンドロというカーペットとのハイブリット(飼育下での交雑種)もあり、こちらは高額で取引されます。

【流通について】
数は多くはありませんが、数か月に一度、まとまって輸入されてきます。国内CBはまだ少なく、流通するほとんどが野外個体、もしくは現地ファームでの養殖個体です。価格は以前よりも上がっておりビアクのベビーでも安くても40,000円くらいからといった感じでしょうか。
ソロン、アルー、ジャヤプラは小さい個体が来ることが少なく80,000円~150,000円ほどのイメージです。

【温度と湿度について】
温度はビアク島やその周辺は年間平均が最高30℃最低25℃となっており、湿度は年間平均が85%とかなりの高温多湿です。日本でいうと年中梅雨みたいな感じでしょうか。。。
飼育の際にもこの数字を維持するのがコツと言えそうですね。

【気の荒さについて】
ボールパイソンやコーンに比べて噛み付いてくる個体は圧倒的に多いです。。。
さらに現地では鳥を襲うために牙が長く発達しており、噛まれると数日痛むこともあります。。。ですが、噛むくらいの活発な子のほうが餌食いは良かったりするので悩むところです。もちろん大人しい子の中にも餌食いの良い子もおりますけれど。。。

【餌について】
さっきの流れで餌の話です。よく「食べない」と聞く本種ですが、まずさきほどの温度湿度を保ってあげることが前提になります。温度湿度が問題無ければ、その子の好みを探ります。マウスが良いのか、ラットが良いのか、ウズラが良いのか、大きさや温度を変えたりしながら様子を見ていきます。中には怯えて食べない子、気が荒すぎてそれどころじゃなくなってしまう子などおります。尾に餌を触れさせるとそれを噛みにきて餌食いのスイッチが入ると教えてもらい、試したら本当に食べた子もいました。もし食べなくてお悩みの方はお試しください。
それと代謝が低いのでそもそも餌は少量で良いようにも感じます。幼体で週に数回、生体であれば7~10日に一度で良いでしょう。目安はその子の頭の大きさの倍程度が良いように思います。
【実際の飼育について】
つるかわは現在、ヤングアダルトのデザイナーズ(ジャヤプラ×マノクワリ)と、ベビーサイズのビアクを飼育しています。
デザイナーズもビアクも一般的な爬虫類ケージで飼育しています。
温度は25~28℃、ビアクにはパネルヒーターをホットスポット代わりに使用、湿度は70~80%以上になるように、大きめの水入れと湿らせた床材(ヤシガラやペットシーツ)、他の通気口や隙間から通気は保ちつつ、上部の蓋をラップで塞いで湿度を維持しています。
餌はデザイナーズが週に1度マウスやウズラを数匹、ビアクが週に2回、ピンクラットやピンクマウスを数匹与えています。
ビアクが♀、デザイナーズが♂なんですが、せっかくなのでビアクの♂を探すか。。。
はたまた綺麗なデザイナーズの作出を目指すか。。。
今後の飼育を楽しみたいと思います♪


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