REPBUDDYのつるかわです♪
カルンマ属のカメレオンはマダガスカルのしっとりとした森林に生息するグループで、カメレオン愛好家が憧れるパーソンをはじめ魅力的な種類も多いです。
今回はそんなカルンマ属の入門種的?な存在、ショートホーンカメレオンの飼育について簡単にご紹介致します。
♂は茶~白っぽい体色に鼻先が赤くなるのが特徴、♀は妊娠すると真っ黒な体に目元から耳飾りにかけて黄色く帯状に発色するのが特徴です。この耳飾りは動かすことができ、威嚇の際には広げることがあります。大きさはどちらも30cm程度でエボシやパンサーよりやや小型です。
ショートホーンカメレオンはマダガスカル島の東側に広く分布しているそうで、これはパンサーでいうとタマタブ(トゥアマシナ)やフルポワントなど赤白系が生息している辺りですね。環境としてはかなりの降水量があり、温度もやや低めです。
ショートホーンカメレオンが生息しているアンダシベ付近の気温などのデータはこちら
今回、用意した飼育環境はこちら↓↓
メッシュケージ(レプティブリーズM41×41×76cm)、バスキングと紫外線を兼ねてハイパーサン100w、日に数回の霧吹きとドリッパー、温度はエアコンで冷房24~25℃
計測した飼育温度19~25℃、湿度60~70%(ケージ外)、ホットスポット26~28℃
床材にはヤシガラを使用
霧吹きは加圧式の噴霧器でしっかりと全体が濡れるまで吹きかけ、さらにドリッパーで水を与えます。カルンマ属はかなり水を好むように思うので、可能であれば犬猫用の噴水式給水装置や水中ポンプなどを利用した噴水を用意しても良いと思います。
今回、入手したショートホーンはWILDだったので早速♀が産卵しました。
産卵床には細かいヤシガラを用意していましたが、それには産まず、床材にしていた粗目のヤシガラや観葉植物の鉢の中に産卵しました。恐らく柔らかい土よりもやや硬さのある環境を好むと思われます。試し堀りや産卵は日中に行われました。
卵はワインセラーにて20℃で管理しています。雨季に向けて少しずつ温度を上げていけば孵化すると思いますが、データが少ないので記録を取りながら様子を見たいと思います。
日々の飼育の様子はTwitter @repbuddy0080で更新中です。
また進展ありましたらブログでご紹介したいと思います。
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