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【爬虫類のお留守番】旅行や出張、外泊時の対策まとめ


REPBUDDY(レップバディ)のツルカワです♪

ペットがいると外出や旅行、出張や急な入院などの外泊時に悩む機会が出てくるのではないでしょうか??
家族や近くの知り合いが面倒を見てくれる場合はまだ安心できますが、そうでないと不安ですよね。。。
そこで、今回はそんな時に使える小ネタをいくつかご紹介します。
(あくまでも一例ですので実施される場合は自己責任でお願いします。。。)

【各爬虫類共通】
温度・・・サーモスタットで管理するのがオススメ!もしもの事態に備えてエアコンは付けっぱなしで良いでしょう。
水・・・多めに用意します。こぼされたり汚されにくいようにできればベスト
照明・・・消しておくかタイマーで昼夜を管理するとよいでしょう。

【リクガメ】外泊可能:1~3日程度
1日程度であれば電気を消しておけば活発に動かないのでそのままにしておけるが、長い時間続くと状態を崩してしまうので、
2日以上家を空ける場合は、タイマーやサーモスタットで昼夜を管理できればベスト。
餌は人工飼料だとすぐに傷んでしまうので、野菜を与える。小松菜などの葉っぱは刻まずにまるごと入れ茎の部分を水に浸しておくと、
長持ちする。豆苗なども生えた状態で与えれば数日は与えられます。

【ミズガメ】外泊可能:1~5日程度
ミズガメの場合、ある程度育った個体で健康であれば、かなり長い間の絶食に耐えられますので、外出前に水を交換し、
外出中に水が枯れない(浄化装置やヒーターを使っている場合特に注意)ように多めに水を張り、餌は与えずにいると良いでしょう。
照明は消しておいたほうが無難ですが、保温のために必要であればサーモやタイマーを使うと良いでしょう。

【トカゲ、ヤモリ】外泊可能:1~5日程度
トカゲはカメと違い水切れに弱いので、水をしっかりと飲めるようにしてやると良い。
特に樹上生のトカゲは水入れから飲めない種類も多いため、タイマー式ミスト装置や水流ポンプで水を動かすなどの対策が必要になる。
絶食には強いのでしっかりと育った個体であれは数日の絶食は問題ない。
照明は消しておくか弱め、温度は下がらないようにサーモなどで管理すると良い。
草食性のトカゲはリクガメに準ずる。

【レオパ】外泊可能:一週間程度
この種類はとりわけ絶食には強いので温度と水にだけ注意すれば1週間でも問題なく耐えるだろう。
特に冬場は活性が下がるのでかなりの期間、触らずとも生きていられる。
もちろんそれがベストではないですし、万が一のこともあるので要注意です。

【ヘビ】外泊可能:3~7日程度
ヘビもかなり長い期間の絶食に耐えられる生き物ですが、種類によってはこまめな給仕が必要になるので、注意が必要です。
基本的には温度と水に注意すれば10日前後は普通にしています。

【注意すべき生体!!】1日以上の外出は避けたほうが良い
・生後半年未満
・購入したばかり
・拒食、やせ気味
・抱卵中、産卵後

ざっと簡単にはなりますが、外出や外泊の際の参考になればと思います。
もし長期間の不在、留守中が心配で世話が必要でしたら、
ペットシッターやペットホテルもいまは爬虫類も見てくれるところが増えているので、利用するのもよいでしょう。
大阪、近畿県内であれば私も爬虫類世話代行サービスも行っておりますのでどうぞお声がけください。

詳しくは↓↓
爬虫類お世話代行【レプシッター】
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あなたがREPBUDDYを選ぶ3つの理由

他に気になることや質問なども受け付けておりますのでお気軽にどうぞ。
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爬虫類と日光浴について


ども、REPBUDDYのツルカワです。
桜も散った今日この頃、暑いと思えば寒くなったり気温差が激しい季節ですね。

さてさて先日、良く晴れて日差しは暑いくらいでしたので我が家のカメレオンたちを日光浴させてみることにしました♪

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CBのエボシたちは日に当たるとじっとしていました。
体色が派手になったり、日の当たる面だけ黒くなったりと体色の変化も見られました。
風が冷たかったので日光浴は数分だけにしました。

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WDのパンサーたちは野生に戻る?のか、落ち着き無くそわそわしていました。
こちらも数分で部屋に戻してやりました。

日光浴について
※あくまで私個人の意見です

なぜ必要なのか?・・・昼行性の爬虫類の飼育に必要な紫外線ですが、なんといっても天然の紫外線に勝るものは無いでしょう。紫外線はカルシウムの摂取に必要なビタミンD3の生成だけでなく、生体に様々な影響を与えます(食欲向上、体色変化、発情のきっかけなど)。一般的に飼育に使用される紫外線ライトは時間が経つと紫外線量が減少してしまうため半年くらいで交換するのがベストだといわれています。小まめに交換しても、やはり日光に勝る紫外線照射はないでしょう。
(実際に、カメレオンたちは日光浴後、体色が派手になり、餌を食べ、交尾にも積極的でした)

注意点・・・効果的な日光浴ですが、一歩間違えると生体を簡単に殺してしまう可能性があることを覚えていてください。これからの季節に一番失敗として多いのは、暑すぎて熱中症になることです。特に真夏の午後は地面も30℃を軽く超えるため場合によっては生体が火傷をしてしまうことも。。。日光浴中は必ず様子を見ながら、日陰を用意したり、温度計で確認してあげてください。またその逆に寒くて調子を崩してしまうこともあります。我々が暖かく感じても25℃以下だと寒いと感じる生体も多いです。ましてや足元なんて冷え込むので気がつかないうちに冷えてしまうこともあり、直接、死に繋がることは少ないですが調子を崩す原因になりますのでご注意を。その次に多いのは逃走ではないでしょうか?普段よりもたくさんの紫外線を浴び、外の空気に触れ、野生開放した彼らの動きは俊敏で慣れていないといとも簡単に逃げられてしまいます。普段、部屋で大人しいのは温度や紫外線が足りていないだけだったというもの無い話ではありません。大人しいからといって油断せず、必ず逃げても脱走できない敷地内、金網やケージに入れる、リードやハーネスを付けるなど対策を行ってください。あまり話は聞きませんが、カラスや猫などにちょっかいかけられないようにも注意しましょう。

あと、たまにレオパなどの夜行性の爬虫類も日光浴?散歩?させているのをネットで見ますが、フトアゴやイグアナなどと違って直射日光には当てないほうがいいかも知れません。特にアルビノやルビーアイなど視力の弱い子だと失明する恐れもあるのでオススメはしません。
また大型の爬虫類を家の前や路上、公園などで日光浴させているとよからぬ関心を集めてしまうことになるのでオススメしません。いたずらされたり、生体が子供の指を噛んだりする危険があるのでご注意ください。

日光浴まとめ
メリット
・紫外線の摂取による体調の向上
・体色が鮮やかになる
・(場所によっては)運動になる
・外の空気や景色に触れることで刺激になる
デメリット
・熱中症などの危険性
・脱走の危険性
・家の前などで爬虫類を出しているとご近所に飼育がばれる(最悪、ご近所トラブルに??)

小難しい専門的なUVAやUVCはさておき、ざっくりと日光浴について自論ではありますが、まとめてみました。
参考になれば幸いです。

ちなみに日光浴は人間の精神にも良い効果をもたらします。爬虫類と幸せな日光浴でその効果はさらに高まるでしょう←

でわでわ、あなたの相棒 REPBUDDYでした。