ども、REPBUDDYのツルカワです
今回はカメレオンといえば!!エボシに並んで人気の高いパンサーカメレオンについて
これから飼育する方の参考になればと思いまとめたいと思います。
ノシベ
サンバーバとして入手した個体
タマタブ
アンビローブ
アンバンジャ
このように色模様はロカリティによって差があります。
飼育環境について
パンサーはエボシに比べ、乾燥にやや弱く湿度を保ってやる必要があります。とはいえ、通気性が悪いと調子を崩してしまうので、理想的なのはエアコンや加湿器などを使って、湿気を含んだ空気が流れるような環境を作ってやると良いでしょう。日向は暑いけれど、日陰は涼しく時より涼しい風が吹く、そんな避暑地の山の中のような環境をお部屋で作ってあげられるとベスト。
適温は昼間25℃ホットスポット30℃
夜間20〜25℃
湿度は60%
ノシベ♀
日々の世話として
・日に数回霧吹き
・照明12時間前後
・給餌週に2〜3回
水の飲ませ方
カメレオン飼育の難関の1つ、水を飲まない、脱水を起こしてしまうということがあります。水を飲めないと目を閉じたり、目が窪んだり、舌の粘着力がなくなったりして、死に繋がるのできちんと水を飲んでいるか必ず確認してあげてください。
・霧吹きで葉や枝に水滴をつける
小さな個体やまだ慣れていない個体に、水を飲ませる方法としてまずは霧吹きが1番だと思います。ポイントはポタポタと葉や枝から滴るくらいしっかりと濡らしてやること、動いたりキラキラする水に反応することでしょう。朝、昼(夕)、晩と日に数回出来ればベスト。
・ドリッパーで水を落としてやる
カメレオンは動いてるものや、キラキラするものにしか反応しないので、ドリッパーで水を1秒に一滴くらいの頻度で落としてやると良い。水は枝や葉に落とし、カメレオンが飲みやすいように工夫する。
・様子を見ながらスポイドでも給水
中には水が自分の口に入ってくるのを待ってしまう子もいるので、スポイドで給水する。パンサーの顔の正面、口の先端に優しく水滴を落としてやると認識することが多い。
威嚇した口の中にスプレーしたり、掴んで無理やり飲ませるのは最終手段、まずは上記を参考に試してあげて下さい。
照明
照明はあまり強すぎるものは、目を痛めてしまうことがあるので控え、そうでなくても、必ず日陰を作ってやると良いでしょう。
紫外線灯で明るさと紫外線を、バスキングでホットスポットを作ってあげましょう。
給餌
たくさん食べ、そのユニークな食事方法見たさにたくさんあげてしまいがちですが、たくさんあげるのは親のサイズになるまでにしましょう。親になったらある程度、餌を控えるほうが長く飼育出来るそうです。ただし、妊娠中、産卵後の♀にはしっかりと餌を与えて下さい。
与える餌に関してはこちらの記事もどうぞ
【餌について】
床材に関して
掃除がしやすく、湿度が保てるようであれば何でもかまわないですが
砂や細かい土は埃が立ちやすく、カメレオンの目に入ったり、舌にくっついたりするので、オススメしません。
【床材について】
我が家のパンサーカメレオン飼育環境
♂
飼育ケージ…ガラス水槽90×45×45
床材…赤玉土とヤシガラ、ピートモス
照明…ハイパーサン80w
温度…日中28〜30℃
夜間25℃前後
湿度…60〜80%
給餌…2〜3日に一度、フタホシコオロギLサイズを10匹程度
給水…日に数回の霧吹き、ドリップ、スポイドでの給水
♀
飼育ケージ…エキゾテラグラステラリウム3045(30×30×45)
床材…♂と同じく
照明…レプタイルグロー5.0 26w
温度…日中30℃前後、夜間25℃前後
湿度…80%前後
給餌…一日置きにフタホシMサイズを5匹程度
給水…日に数回の霧吹きのみ
飼育の様子
9月に飼育を始めたが、♂は飼育して1週間ほどしてから片目が開かなることが多くなっていたため、霧吹きやドリップでの給水に加えスポイドでの給水も行なったところ改善された。また観賞用にLEDをつけていたが、点灯すると落ち着きがない。明るすぎたのかもしれないと思いつけないようにすると、以前より落ち着いたように思う。LEDの明るさも目に悪かったようにも見えた、フトアゴヒゲトカゲやリクガメのような明るすぎる環境は嫌うようである。糞は給餌後とその次の日に多く見られる。
♀はたまにケージの4隅を掘ってしまっているが産卵の傾向はないため、これも明るさを嫌ってのもの、もしくは見えているケージ周辺に移動しようとしているのだと思う。ケージが小さいためドリップを行うと水浸しになるため、給水は霧吹きのみ。まだフルサイズでないのでこまめに給餌している(様子を見ながら食べるようであれば毎日与える)
繁殖に関してはまた成功したらまとめようと思います。
妊娠色のパンサーの♀
病気に関して、なりやすい病気
・目を閉じる・・・脱水症状や目にゴミが入ったときなどに見られます。水を飲めているか確認し、湿度も高めてやる。まぶしすぎると目を閉じがちになるので日陰も作ってやると良いでしょう。
・肌にひも状のふくらみが見える・・・皮下線虫の可能性、動物病院で診てもらうことをオススメします。
・体、もしくは体の一部が膨らむ・・・肥満の可能性、内臓疾患から長生きできない場合も。くる病から骨が変形していることもあるので日ごろからカルシウムの添加を心がける。
皆様のカメレオン飼育の参考になれば幸いです。
あなたの相棒、REPBUDDYでした。
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