特集!!カエルの飼い方


REPBUDDYのつるかわです
そーいえば、店舗でカエルが人気なのにカエルの飼育記事書いてない!!??と気付きましたので早速まとめることにしました。
今回はアカガエルの仲間やアメフクラガエル、ヤドクガエルなどは割愛するのと、各種の詳しい飼育方法は専門書やサイトも併せて参考にされることをお勧めします。

カエルの飼い方は大きく分けて3つのタイプに分かれます。
【水中】【地表】【樹上】
簡単にはなりますが、それぞれのタイプ別にご説明していきます♪
【水中】
代表種:マルメタピオカ(バジェット)、アフリカツメガエル、ピパピパ、各種のオタマジャクシなど
飼育容器:幅30cm~ プラケース、熱帯魚用の水槽など
底床:レイアウトが目的でなければひかないほうが飼育は簡単。使うなら誤飲に注意。
飼育温度:飼育水を25~30℃に保つ(繁殖期にはクーリングが必要)
餌:カエルフード、肉食熱帯魚用フード、冷凍マウスなど
あると便利なもの:熱帯魚用のろ過機、カバー付き水中ヒーター
飼育について:生涯のほとんどを水中で過ごすカエルは、飼育にも陸地は必要ありません。なんでも口に含んでしまうので底砂を引く場合、注意してあげてください。保温はやけど防止のカバーのついた熱帯魚用の水中ヒーターがお勧め。入れ物が小さければパネルヒーターや温室の中に入れるのも良いでしょう。30℃を超える環境が続くと水も痛みやすいので、夏場は涼しくしてあげてください。水槽の水は目に見えて汚れていなくても、10日に一回くらいは半分~全量を交換してあげてください。目に見えて汚れていたらその都度きれいにしてあげてください。この時、新しい水を適温にするのをお忘れないようにお気を付けください。ツメガエルの仲間は水深が深くても大丈夫ですが、バジェットは体の倍ほどの水深が良いです。オタマジャクシはツノガエル以外は草食性なのでゆでた野菜や熱帯魚の餌などを与えると良いです。後ろ足が生え始めたら水深を下げていき、前足が出たら陸地を用意してあげてください。
マルメタピオカガエルの給餌
【地表】
代表種:ツノガエル、ヒメガエル、コノハガエル、ヒキガエルなど
飼育容器:幅30cm~ 水槽、爬虫類ケージ、プラケースなど
底床:水苔、ヤシガラ土、専用ソイル、ウールマットなど
飼育温度:ツノガエルは25~30℃、その他は25℃前後
餌:小魚、昆虫、専用フード、冷凍マウスなど
あると便利なもの:ピンセット
飼育について:湿った土の上で生活するタイプのカエルです。ツノガエルは500円玉サイズくらいまでは、水ひたひたに浸かっているような環境で小魚を与えると餌付きやすいことが多いです。その他のカエルは湿った土と浅めの水入れを用意してやるのが良いでしょう。ツノガエルは自分の半分ほどの大きさの餌を食べますが、他のカエルは小さめの餌を多めに食べます。 給餌間隔は排泄の有無や動き(餌を欲しがる、探すような仕草)を目安にするのが良いです。 底床はこまめに交換してあげるのがベスト、お腹から水を吸うので底床が汚いと自家中毒を起こすことがあります。大きい個体なら糞は見つけたら取り除きましょう。雌雄判別はまだ容易な種類が多く、ツノガエルは前足の親指の付け根に黒い抱きダコが現れるのが♂です。その他はサイズ差や鼓膜の大きさの違いなどで判別します。
繁殖は浅い水場で行われます。成熟した雌雄を浅く水を張った水槽などに移し、ポンプなどで雨を再現してやると繁殖のきっかけになるそうです。
テラリウムでの飼育
ウールマットでの飼育、こまめな掃除が欠かせない。
小さいときはプラケースでの飼育も便利
カエル専用のソイルもオススメです
【樹上】
代表種:アマガエル、アオガエル、クサガエルなど
飼育容器:幅30cm高さ45cm~ 水槽、爬虫類ケージ、プラケースなど
底床:水苔、ヤシガラ土、専用ソイルなど
飼育温度:25℃前後
餌:昆虫、人工飼料など
あると便利なもの:流木、枝、観葉植物
飼育について:日本のアマガエルやモリアオガエルのように、水の近くの草むらや森林に生息するタイプ。蒸れるような環境は好まず、湿度を保ちつつ通気性は良くするのがコツです。朝晩くらいにしっかりと霧吹きを行い、それが数時間程度で乾くけれど、底床は湿っており、大きな水入れがあるなど、湿度は高いというような環境が良いでしょう。
夜行性の種類も多いので、明るすぎる環境は落ち着かないかもしれません。餌も夜間に与えると良いでしょう。慣れると口いっぱいの大きさの餌を食べるようになります。繁殖は種類によって違うのでここでは省略します。
メンテナンス性と見た目を兼ね備えたケージ
アカメアマガエルのレイアウト、下に水入れとエサ入れを用意している
キッチンペーパーをひいた簡単なレイアウト、小さい餌を与えるのに向いている
さて、ざっくりとした説明でしたがいかがだったでしょうか?
もちろん種類ごとに細かい箇所は変わってきますけれど、だいたいはこんな感じで飼育できると思って頂ければと思います。

今回のブログでカエルの飼育写真を頂きました皆様、ありがとうございました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
↓↓元ツイートより皆様のコメント付きのお写真をご覧いただけます。
これからもいろんなカエルや爬虫類をご紹介致しますね♪
気になった方はぜひ店舗にご覧にお越しください。

カエル帽子のREPBUDDYでした★


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