【REPBUDDYの独り言】忘れられた(忘れられない)2匹


ども、REPBUDDYのツルカワです。

今年はブログを毎週に更新にしようかなと思い立ったわけですが、何を書こうかと…

昔話を交えながら生き物の管理のこととか、仕入れのこととか、接客のこととかを書いていこうなんて思いついたわけで

 

初回なんでちょっとキャッチャーというか刺激的というか、ショッキングな記事にしようかと思います。

ペットショップ、とりわけ犬猫で都市伝説のように言われるのが「売れ残りは殺処分される」という話、一部の悪質な店を除き、ほとんどの店ではそんなことは無く、現場のスタッフは日々努力しながらいい家族様にお迎えしてもらえるようにお世話しています。私が働いていたペットコーナーでは売れ残った子を他店舗に移動したり、スタッフが愛着沸きすぎて自分で購入してしまったりと、処分されるようなことはありませんでした。

ただ忘れられない2匹がいます

その2匹は仕入れた子ではなく、ホテルで預かった子でした。(仮称)AとKと名付けられた2匹は夏休みにホテルに預けられた雑種の成犬で、熱帯魚コーナーで働いていた私もたまに食事の手伝いや、散歩の様子を見ていたりで良く知る2匹でした。しかし夏が過ぎ冬が過ぎ。。。他のわんちゃんが家族様のお迎えで帰っていく中、AとKはずっとホテル室にいたままでした。スタッフが家族様に連絡するも繋がらず、半年ほど経ちました。確か警察にも届けていたように思います。しかしながら家族様は結局2匹を迎えにくることはありませんでした。2匹が預けられて1年が過ぎたころ、2匹を見なくなりました。そうです、飼い主不明の扱いになり、保健所に行ったと聞かされました。

実は保健所に行ってもしばらくは里親の譲渡会などがあり、必ずしも殺処分されるわけではありません。ペットショップのスタッフや保健所の職員は最後の最後まで飼い主さんを見つけるために努力しているのです。

別に私はペットショップでわんちゃんにゃんちゃんを「買う」のが悪いとは思いません。保健所の譲渡には条件があったり、ショップの中には病院やサロンが併設されていて手厚いサービスを受けられたり、一緒に過ごしていく中でアドバイスを受けられたりします。その一方で保健所で新しい家族を待つわんちゃんにゃんちゃんがいるのも事実ですが。

話は飛びますが、幸いにも爬虫類は育った個体の需要が高いため、処分されることは少なくほとんどの個体は新しい家族に迎えられます。ですが、今後AとKのようなことが起こる可能性は0ではありません。その前に、飼い主様や飼われている爬虫類たちのために何かできないかと思わずにはいられないのであります。

初回からちょっと暗い話でしたが、少々のことでは処分することはないということが伝わればと思います。次回はちょっと明るい楽しい話にしなければ。。。

ご質問、リクエストなどあればコメント欄やツイッター@repbuddy0080までDMいただければと思います。

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