ども、REPBUDDYのツルカワです。
最近、爬虫類界隈を賑わせた話題と言えば、某店でのボールパイソンの盗難事件。やれ防犯カメラに犯人が映っていたとか、手口からしてマニアの仕業だとか…
少しながらやり方は過激だなぁとは思いますが、割と生体の盗難はあったりします。イベントでの盗難は相変わらず毎回のごとく聞きますが、お店でも用品の万引きや生体の盗難は死活問題かも知れません。
そんな私も過去にがっつり盗難されてしまったことがあります。それはまだ私が20歳にもなってない頃のお話。熱帯魚専門店の爬虫類コーナーの設立を任されることになった私は、その日、爬虫類コーナーのオープンに向けてばたばたと準備していました。仕入れてきた生体を用意していたケージに移していき、それを8畳ほどの広さのコーナー全部のケージに行っていました。その中には人気のあるリクガメもいました。1番奥の1番下の段にリクガメ達を移して、その後もばたばたと忙しくしていました、ふと先輩方と話の中でリクガメを見てもらおうと思いケージを見ると…
「いない…(顔面蒼白」
リクガメです、それもベビーサイズ。3匹中3匹とも。脱走はまず考えられず、入れ忘れた?間違いなく入れた、置き忘れた?探したけど見つからず…そうこうしているうちに騒ぎを聞きつけた店長が、監視カメラの映像を見てくれました。そこにはキョロキョロしながらリクガメのケージに上から手を突っ込んでカメを盗む人の姿が!!
恐らく犯人は爬虫類にある程度詳しい人間でしょう。ケージの構造を知っているようでしたし、恐らく何度か見に来てどのケージに何が入るのかセッティングを見ていたのかも知れません。
当時の私はいろんな意味でショックでした。コーナー開始早々に商品を盗まれたことによる損失を出してしまったショック、そして何よりも生体を盗むという悪事を働く人間がいるというショック…
結局、警察にも通報しましたがリクガメは見つかることはありませんでした。その後は防犯対策を厳重に行ったため、盗難や万引きなどはありませんでした。
生き物好きには悪い人はいない、なんて言葉もありますが、誘惑の前に時として悪事を働く人もいると痛感させられる事件でした。自分が今後、活動していく上でも勉強になったと思います。
もちろん、盗難だけでなく脱走にもご注意です!←
次はそのあたりでも書こうかしら
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